肝がん Liver cancer

肝がんには大きく、原発性肝がんと転移性肝がんがあります。原発性肝がんの多くは肝細胞がんであり、その次に多いのは胆管細胞がん(肝内胆管がん)です。転移性肝がんは、すべてのがんの血行性転移がありえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

診断

肝がんの診断の決め手は画像診断です。①超音波検査、②CT検査、③MRI検査、これら画像検査はそれぞれ長所短所があり、これらを組み合わせることで腫瘍の数、位置、大きさがわかります。造影剤を用いることで腫瘍の性質も判断できます。④PET(ペット)-CT検査で小さな腫瘍を検出できることもあります。

がんの種類を推測するのに有用なのは血液検査で腫瘍マーカーを調べることです。

また、肝細胞がんでは、肝炎ウイルス感染や飲酒歴が原因として考えられたり、転移性肝がんでは原発巣の検索も必要となります。

 

治療

がんの進行度や広がりにより治療方針が決まります。①多くの場合、手術が最も有効な治療と考えられていますが、肝切除の際には肝機能を評価しなければなりません。肝切除が適応とならない場合、②ラジオ波焼灼療法、エタノール注入療法のように、体外から腫瘍を刺して治療をする方法や、③肝動脈塞栓術、肝動注化学療法のように腫瘍を栄養する血管に対して操作することで治療する方法もあります。

最近では放射線治療や分子標的薬を投与する治療も有効性が高くなってきています。転移性肝がんの場合、切除不能であればそれぞれの原発がんに合った抗がん剤を投与します。

 

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