ご挨拶

平成16年から医師の初期臨床研修必修化を受けて、初年度に5名の受け入れからスタートし、これまでに信州大学病院とのタスキ掛けを含めて70名以上の初期研修修了者を輩出しました。この間に研修の質の向上を目指して、臨床研修病院機能評価を県内2番目に(全国でも54番目に)受審し、外部評価を受ける中でスタンダードに沿って不足を補い、また独自の試みも継続させ発展させてきました。

平成27年春には研修医12名を含めて、80人余の新卒医療人が当院へ入職し、さらに成長途上の医師や看護師を含めると、全職員の1/4~1/3位の方たちは育成途上といってもよいでしょう。諏訪赤十字病院の基本方針6は、「次代を担う医療人を育成します」となっています。当院では、大正期の赤十字移管以降90年に及ぶ看護師養成の歴史があります。医師もまた多職種とのチーム医療を実践する中で、一生をかけて自分を磨いていくプロフェッションである自覚とモチベーションが高められるものと考えます。

諏訪赤十字病院は、諏訪医療圏21万人を対象とする地域医療支援病院であり、また救急救命センターです。地域の病院・診療所や消防などと緊密な連携の下に救急搬送3000など約18000名の救急患者の診療に当たっています。その第一線で研修医たちが、救急専門医の指導下に活躍しています。また当院は、大学病院本院につぐ高度専門医療機関と位置づけられるDPC-II群病院でもあり、がん・脳卒中・循環器疾患・周産期医療に関する高度医療を提供する拠点病院です。専門医と共に高度医療を担う中で、研修医は自分の医師としてのキャリア形成を考えていくことができます。

医師養成の観点から、初期研修で医師・患者関係、症例呈示能力、医療の社会性の理解(医の倫理や診療報酬制度など)、医療安全など診療のみでは得がたい領域の研修について、off-the-jobで実習機会を作っています。併せて英語を使った文献検索、EBM、症例検討を実践させ、3年目以降のニーズに対応しています。

初期臨床研修の理念には、医師としての人格の涵養が謳われています。入職間もない5月の病院祭では、日々の研修に疲れ果てながらも協力し合って、伝統になりつつある日赤笑(しょう)劇場と称した芝居を演じ、患者さんや地域の方たち、また病院スタッフから盛大な喝さいを浴びます。夏から秋には赤十字スポーツ大会をめざして練習や試合に参加し、諏訪の「よいてこ」で踊り、諏訪湖花火や諏訪湖マラソンの救護に出動します。そうした医療以外の場でも多職種と知り合い、もまれ、仲間に助けられて、医師として生きていく一生の素地を作ることができます。ぜひ、このHPを訪問される医学生のみなさんも、諏訪赤十字病院の初期研修の伝統を作る一員に参加されることを期待します。

病院長
大和眞史

プログラム責任者  挨拶

職業人としての医師を選び、医学部を卒業、国家試験を突破した研修医の方々の卒後教育のお手伝いをしてきました。Early  exposure の重要性を痛感します。夢を持ち、医師としてこれからを実現していくに当たり、最初の数年間は一生の方向を決定します。天職としての医師を始めるにあたり、当院は、研修の環境、望ましい習慣や人格の形成、一生の宝となる仲間など、貴重な時間と場所を提供したいと思います。

 研修は多少ハードかもしれません。一人前の医師、職業としての医師になるための全てを用意していると自負しております。朝早くからの症例発表、症例検討、EBM、NEJMのCase Record等の英語論文抄読、昼夜を問わないER対応、患者さんの入り口である総合診療診察。各科ローテーションでは90名(全医師の80.4%)を誇る指導医や上級医の手厚い指導やコメディカルとの日常勤務でのディスカッション。 まさに、臨床は現場で起きており、患者さんが中心であることを身をもって実感します。 個々の患者さんの悩みをサイエンス(エビデンスやロジカルな思考)とアート(感性やナレイティブなど)を用いて折りなし、患者さんに還元していく。そんな研修が毎日展開されております。赤十字職員としても、災害救護や国際医療支援活動、環境保護等にも関与しております。また、日常生活では、病院祭、スポーツ大会、諏訪湖マラソンなど病院行事を通じて、22名の研修医相互の結束を固め、さらに病院職員、地域住民との交流を深めています。 

医師への最初の第一歩を私たちと共に始めませんか。

プログラム責任者
笠原  寛

臨床研修機能評価認定病院

NPO法人卒後臨床研修評価機構より更新認定を受けました。

当院は、NPO法人卒後臨床研修評価機構より、平成20年12月1日付けで長野県内においては2病院目、全国で54病院目の病院として認定証を取得し、 平成26年12月1日付け、更新審査により認定期間を4年間と更新いたしました。当認定は、当機構の行う第三者評価により、臨床研修指定病院(厚生労働 省)としての研修プログラムの保証、臨床研修病院の質の改善・向上を促進し、国民が安心して受診できる病院、国民が求める良い医師を育てることを目的とし ております。今後も引き続き、日本の医療の発展に寄与するとともに、臨床研修病院としての質の向上に努めてまいります。

お問い合わせ

諏訪赤十字病院 事務部 教育研修課

 

〒392-8510

長野県諏訪市湖岸通り5丁目11番50号

TEL : 0266-57-6286(直通)

FAX : 0266-57-6036(FAX)

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