科の紹介
糖尿病・内分泌内科で、一番多い疾患は「糖尿病」です。
糖尿病は、高血糖が続くと、神経・眼・腎臓などに重篤な合併症を引き起こし、また心筋梗塞・脳梗塞の原因にもなる病気です。
しかし、食事療法・運動療法・薬物療法を正しく継続することで、糖尿病の無い方と同じ健康な生活を送ることが可能です。
私たちは、医師・メディカルスタッフ・特に20名余のCDE-J(日本糖尿病療養指導士)が力を合わせて、患者さんの療養支援をお手伝いしていきます。
内分泌疾患についても、信州大学糖尿病内分泌代謝科の医師と共に診療に当たります。
合併症を伴った重症な方・救急治療を要する場合は腎臓内科と協力しながら治療をしています。
発症と同時にインスリン療法が必要となる1型糖尿病をもった方の血糖管理は時に困難ですが、CSII(ポンプ治療)・CGM(持続血糖測定)などの治療・検査も導入して、最善の治療にあたることが出来ます。
また、近年増えている「妊娠糖尿病」といった特別な病態への対応や、手術前後の血糖管理を厳格にすることにより、糖尿病を持った方でも安心して他科治療を受けることが出来るようにしています。
地域で診療に当たられている先生方、近隣の病院の先生方と連携しながら、最善の治療をしていきたいと考えています。
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