科の紹介
一次や二次の医療機関では対応できない複数の診療科領域にわたる重篤な救急症例(三次)に対し、高度な医療を提供するのが救急救命センターであり、いわば地域住民の「最後の砦」です。
24時間365日、救急隊や他の医療機関から直接PHSコールを受け、患者さんの受け入れにオンラインメディカルコントロールや迅速に対応できる体制をとっています。
更に全科がオンコール体制をとっており、必要な場合には各科専門医への引継ぎ、適切かつ高度な医療を提供します。
2012年12月、3階急性期フロアーに10床の救命救急センターを新たにオープンし、重症患者さんの受け入れ体制もより充実しました。
また日常診療だけでなく、救命士の方々の病院実習、研修医、医学生の教育、さらには各種学会や研究会、JATEC.JPTEC.ACLSといった外傷、救急医療の標準化のプログラムにも積極的に参加しています。
地域のイベント(諏訪御柱祭り、諏訪湖マラソン、諏訪湖上花火大会など)にも救護班として参加し、地域医療にも貢献しています。
当院ではヘリポートを有しているために、遠方からのヘリ搬送患者さんの受け入れも可能です。
地域中核病院として、諏訪市のみならず近隣市町村からの救急患者さんを幅広く受け入れています。
さらにドクターカーを有しているため現場へいち早く急行し、救急隊と一緒に活動したり、病院間搬送に利用しています。
さらに災害拠点病院として、赤十字の原則に基づき、災害に備えての各種訓練や指導および国内・外の救助活動にも積極的に参加しています。
救急外来は、上述したとおり生命にかかわる重篤な状態を救命する場であり、そうでない場合はとりあえずの、応急処置を行う外来です。
当直医が診察し、必要と判断した場合には専門医を呼び出します。
しかし、小児だからというだけで小児科医を呼び出すことはありません。
あるいは緊急度を優先して治療する必要上、順番が前後したり、待ち時間が長くなってしまったり、いろいろご迷惑をおかけすることもあろうかと思います。
何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
尚、速やかな治療のために、必ず電話連絡後受診されますようご協力下さい。
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