科の紹介
【科の特色】
諏訪地域の中核病院として様々な眼科疾患に取り組んでいます。
外来診療は午前中毎日行っております。午後は基本的に予約検査です。
手術は月・水・金曜の午後に行っております。
白内障、網膜硝子体疾患、緑内障、斜視、翼状片をはじめとする外眼部疾患など様々な眼科疾患に対する手術治療を診療の柱とし、眼外傷や網膜剥離などの緊急手術にも対応しています。
特に硝子体手術は黄斑上膜・黄斑円孔などの黄斑疾患から重症の増殖糖尿病網膜症・増殖性硝子体網膜症など難症例の手術治療まで積極的に取り組んでいます。
当科では23ゲージシステムとワイドビューイングシステム(Zeiss社 Resight)を使用した小切開硝子体手術を導入して低侵襲な手術を行ない、術後炎症の軽減や手術時間の短縮を図っています。
また緑内障に対しては点眼加療を基本に、必要に応じて線維柱帯切開術・線維柱帯切除術などの手術治療を行っています。
外来では最先端のスペクトラルドメインOCT(Zeiss社Cirrus-OCT)を導入して網膜硝子体疾患の診断能力が大きく向上しました。
近年増加している加齢黄斑変性症に対しては積極的に抗VEGF薬の硝子体内投与を行い、スペクトラルドメインOCTを用いて精度の高い診療を行っています。
平成23年5月からは倫理委員会の承認を得てアバスチン硝子体注射を導入し、主に網膜静脈閉塞症・増殖糖尿病網膜症・血管新生緑内障の治療に効果を上げています。
一部の難症例につきましては、山梨大学と連携し更に特殊な検査・治療にも対応しております。
今後も最先端の治療法・治療機器を導入し、診療の質の向上に努めて参ります。
【2019年 主な手術実績】
白内障手術 | 533件(縫着手術4件含) |
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網膜硝子体手術 |
90件(網膜復位術1件含) |
緑内障手術 | 16件 |
斜視手術 | 2件 |
その他 | 7件 |