院長あいさつ

写真:大和眞史院長
院長 大和眞史

   2017.8 夏はやはり暑くないと

平素より、当院の診療に多大な関心とご配慮をお寄せいただき、感謝申し上げます。

今年の諏訪は「空梅雨」で(例年降水量の半分以下)、田の水が足りなくて心配でした。梅雨明け以降は湿度が高く、迷走台風5号の通過、と諏訪は「雨に恵まれた」夏を過ごしています。今年の諏訪湖花火大会も雨模様の中でした。東北は日照時間が短く、西日本は豪雨に見舞われた後の暑さなど、広い日本です。この時期に降雨災害が例年のこととなり、思いがけない被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げると共に、復興が遅れる地域に心が痛みます。諏訪も、2006年7月に起きた湊地区の土石流災害と諏訪湖周囲の浸水、2013年諏訪湖花火大会の際の集中豪雨、と思いがけない降雨災害にみまわれました。

災害拠点病院(地域災害医療センター)として災害に備え、集団や局所災害を想定した災害シミュレーションを全職員参加で毎年開催し、今年も9月23日に予定しています。県や市町村の災害訓練に災害医療コーディネーター、DMATや赤十字救護班を中心に参加し、広域が連携する災害対応に備えています。そうした事態下での拠点病院の役割を継続するためのBCP整備も進み、訓練のたびに机上演習を加えて改訂を進めています。災害は起こらないよう念願しますものの、いつどこに起こるかわからないこととしての備えを十二分にしておくことが肝要と考えます。

5月末に恒例となった「第13回 病院祭」が開催され、「健康と笑顔から、地域とクロス諏訪日赤」をスローガンに、晴天に恵まれて3,000人近い来訪者を迎えることができました。1999年現在地へ新築移転に伴った費用の急増による収支の悪化と、紹介制への移行など病院の利用のしにくさや接遇の不適切さなどに対して地域の方々からの厳しい批判がありました。職員も萎縮して自信を失いかけていました。その中で、地域に開かれた病院を目指して第1回を開催し、全職員の志と工夫で様々な企画に汗を流し、来場していただいた方々と交流する時間を貴重に感じました。以来、回を重ね、地域の健康を守る拠点としての病院の在り方を、地域と共に職員が感じることのできる機会が続いてきました。

「医療介護総合確保推進法」(2014年)成立以降、地域医療構想と地域包括ケアが医療政策の中核です。諏訪医療圏の将来の医療需要と供給体制を巡って会議がもたれ、第7次医療計画に盛り込まれます。地域包括ケアに関して、諏訪市と諏訪市医師会の取り組みの中で「諏訪市地域医療・介護連携推進センター」(愛称・ライフドアすわ)がこの7月10日に開所され、当院から2名の看護職が出向し、市社会福祉協議会とも協力していっそうの推進が期待されます。「病院完結」から「地域完結」型医療へ変換し、少子高齢化と人口減少の中で、社会保障費の伸びを抑制する政策の下、限られた医療資源をどのように有効に使い、また持続可能なものとして発展させていくか日々に問われています。医薬品や医療技術が驚異的なスピードで革新される中で、高度急性期医療を担うことが当院の使命でもあります。ますます「地域とクロス」することが大切です。

5月6日に「イクボス」宣言し、8月7日に長野県「職場いきいきアドバンスカンパニー」認証をいただきました。24時間365日活動する病院では、休みなく働く医療職とこれを支える全職員の頑張りを前提としてきました。多様な働き方や出産・子育てを支援し、働き過ぎをどう抑えていくか、真剣な取り組みが始まっています。これを進めるには、まずは利用される方々のご理解を前提とします。

皆様のますますのご支援を賜り、またお気づきの点やご意見を遠慮なくお寄せ下さるようお願いします。

         電話:   代表 0266-52-6111、 医療連携課 57-6028、 健診予約 57-6042               


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