院長あいさつ

写真:大和眞史院長
院長 大和眞史

   春も間もなく                                                                 2017.4

  平素より、当院の診療に多大な関心とご配慮をお寄せいただき、感謝申し上げます。

諏訪は今年も御神渡り(おみわたり)を拝観することがなく、「明きの海(あきのうみ)」でした。最近では2012年(平成24年)と翌2013年に拝観して以来、節分の頃にかけて期待が高まるものの、この自然現象が起こらずに春を迎えています。これで4年連続ということになります。諏訪湖に氷が張り詰める頃になると、八劔(やつるぎ)神社の宮司・氏子総代・古役たちによる見立てが行われ、御神渡りを認めれば古式にのっとった種々の神事が行われ、また今年の作柄や吉凶などが占われます。一般的には、寒さが厳しくて早くから結氷した時には豊作、「明きの海」は凶作の予想が立つようです。暖かい冬は暮らしやすいものの、諏訪地域にとっては、雲一つなく晴れ渡って早暁には放射冷却で厳しく冷え込むのが本来の冬の気候なのです。 

2月末に恒例となった全職員による「第14回 研究・実践発表会」が開催され、各部署からえりすぐりの演題23題が出て、うち18題の口演が各々5分の持ち時間で発表されました。活発な質疑応答もありました。演題名を通して各職場がどのような問題意識を持って日頃の業務に励んでいるかがわかります。患者安全や感染制御の取り組み、訪問看護や精神科病棟や透析での事例検討、患者満足度向上、災害対応、3Dプリンター活用やネット活用の予約システム、設備投資の調整やコスト削減、診療報酬改定に沿った取り組み、看護師のキャリア形成や臨床研修などなどです。

こうしたテーマはいつもご紹介している当院の第4次中期(5か年)計画の各項目ともよく対応しています。

  1. 高度急性期病院としての機能、安全で良質な医療を提供
  2. 地域完結型医療の推進、地域包括ケアシステムの構築
  3. ステークホルダーがより満足する医療サービスの向上・業務改革
  4. 最新IT環境の整備、情報の院内活用と院外公開、透明性の高い病院経営
  5. 2030年頃の病院建て替え準備、収益と費用の最適化、安定した経営基盤構築
  6. 省察的実践(Reflective Practice)を通して専門職育成

この計画では、団塊世代がすべて後期高齢者入りする2025年を前にした中間点2018年の医療介護・同時改定を一つの時間の区切りと捉えて、それまでに当院が達成している姿を描いています。年々の振り返りと重点補強をしながら、また国が進める地域医療構想の中で諏訪地域の医療機関と機能分化・連携を図りつつ、当院は前進しています。新たな年度はその4年目に入っていきます。様々な取り組みの達成状況を確認し、不足を補い、外部評価も導入してこの中期計画が十二分に成果を生み出すよう努力を重ねる所存です。それには全職員が一丸となって日々の実践を振り返り、課題を共有して取組み、どのように解決してどのような成果が得られたかを評価し、さらに先へ進むことが求められます。

患者さんは入院期間中に約60人の職員と接点を持つと言われます。病院基本方針の第1項「患者中心の医療を提供します」、上記の中期計画第3項「ステークホルダーがより満足する医療サービスの向上」を追い求めるには、なによりもまず全職員が情熱を持って自らの仕事に向かって行くことが不可欠です。一端をご紹介した「研究・実践発表会」は、諏訪が最も冷え込む2月に、全職員の熱意のほとばしる場であります。

 

皆様のますますのご支援を賜り、またお気づきの点やご意見を遠慮なくお寄せ下さるようお願いします。

         電話:   代表 0266-52-6111、 医療連携課 57-6028、 健診予約 57-6042               

 

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